ED(勃起不全)とその治療薬

ED(勃起不全)とその治療薬

EDは、勃起不全とも呼ばれる男性の性機能障害の一種です。

EDは、英語のErectile Disfunctionの省略形で、日本語では勃起不全、勃起機能障害、勃起障害などとと言います。具体的にはどういうことかというと、全く勃起しない、勃起はするけれどもそれまでに長い時間がかかる、勃起はしても性交するのに十分な固さにならない、性交の途中で「萎え」てしまう、などの状態がEDであるとされています。

 

EDを引き起こす原因にはいくつかのものがあると考えられています。勃起は、陰茎の中にある海綿体に多くの血液が流れ込むことによって起こりますが、そうなるためには、性的な刺激を感知した脳が神経を通して陰茎に「勃起するように」という信号を送り、その信号を受けた海綿体が血管を広げ、血液を取り込まなければなりません。ところが、脳が性的刺激を感知しなかったり、感知しても陰茎に信号を送らなかったり、送られた信号がうまく伝わらなかったり、といったような様々な理由から、勃起がうまく行かないということが起こります。

 

EDの最も多い原因とされているのが、心理的なものです。心理的なものが原因で引き起こされるEDは、専門的には心因性EDと呼ばれています。例えば女性に馬鹿にされたというようなことからショックを受けてEDになったという例や、幼児期の体験が心理的なトラウマとなってEDになるという例は少なくありません。また、性的行為とは関係のない日常的な緊張、過労、心配事などといったストレスや、家族関係が上手くいかないといった悩み、経済的な問題、職場でのトラブルなども原因になります。失恋したショックや、新婚初夜の性交が上手くいかなかったこと、初体験が上手くいかなかったことなど、異性関係やセックスに関係する出来事がEDの心理的な原因になっていることは非常に多くあります。

 

加齢によってもEDは起こります。個人的な程度の差はありますが、高齢になると自然と動脈硬化が進み、その結果陰茎の動脈が広がりにくくなり、勃起が不十分になる傾向があります。

 

糖尿病、高脂血症、高血圧といった生活習慣病も、EDの大きな原因になります。糖尿病も高脂血症も高血圧も、血管に障害をもたらす病気なので、陰茎の動脈にも障害が出て勃起不全を起こす傾向があります。ある調査では、糖尿病の人の約8割が、高脂血症や高血圧の人の6割以上がEDの症状を訴えているという結果が出ています。

 

神経の障害がEDの原因になることもあります。勃起するためには、性的刺激を受けた脳が出す「勃起しろ」という命令の信号が、神経を通って陰茎まで伝わる必要がありますが、その神経に障害があると、信号が伝わらず、勃起も出来なくなります。この信号が通る神経は、脊髄神経や抹消神経ですが、このどちらに障害があっても信号はうまく伝わりません。これらの神経の障害を起こす病気として、脳出血や脳腫瘍、パーキンソン病、アルツハイマー病などが知られています。また、手術や事故による怪我によって神経が損傷を受けても、EDになる場合があります。例えば前立腺がんや膀胱がん、直腸がんなどの手術は、勃起に関係する神経の近くにメスを入れるため、その際に神経にダメージを与えてEDを引き起こすことがあります。また、大きな交通事故などで骨盤を骨折したり、脊椎を傷めたりすると、やはり神経に障害が起こり、その結果EDとなることがあります。

 

既に服用している薬の副作用としてEDが起こるという場合もあります。精神安定剤や抗うつ薬、トランキライザー、睡眠薬などがEDを引き起こすことはよく知られています。また、筋肉を弛緩させる薬や麻酔薬にもEDを引き起こす副作用があります。また、利尿剤や、血圧を下げる薬、血管拡張剤を使用してEDが起こる場合も多くあります。

 

EDの治療法は、原因によって様々です。心理的なものが非常に大きな原因となっている場合には、心理カウンセリングが治療の中心になります。カウンセリングと同時に、内服薬が使われる場合もあります。また、心理的な原因がそれほど大きくない場合には、内服薬で治療するのが現在の主流になっています。ただ、心臓に病気があったり、血圧を下げる薬を飲んでいたり、排尿障害を治療する薬を飲んでいる場合には、ED治療薬を服用することができません。このような場合には、性交前に器具を使って勃起させたり、陰茎に注射を打って一時的に勃起させるという解決方法があります。

 

 

 

 

ED薬が日本で認知されだしたのは2000年頃からで、それ以前には諦めるしかなかったのかと思うと、かわいそうな気がします。
医薬品の進歩は目覚ましいものがあります。
劇的に改善する医薬品と言えば、最近日本で初めて承認されたまつ毛育毛剤もそうです。
グラッシュビスタという製品名で、アラガンジャパンから販売されています。
ED治療薬は、内科や泌尿器科、心療内科など多岐にわたる選択ができますが、まつ毛育毛剤も同じように、眼科や皮膚科、美容クリニックなど
いろいろ選ぶことができます。
使用者の約8割の人に効果が認められているようで、ジェネリックも個人輸入で手に入れることができます。

 


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